星に届く手紙を描き終えて

まずは嬉しかったです。正直描き終えられるとは思ってなかったので、達成感がすごい！1話を描き始めたころ、39話のキスシーンまでに絵上達したい！！と目標をもって始めたけど…？また次章にも反省点とか活かしていきたいです。

あまり知られてないと思うのですが、実はこの漫画「章」だてにしてまして、海星と日向子の出会いの話は第2章「星に届く手紙」として描きました。（まんが一覧ページにいけば今何章を読んでいるのかジミにわかります）

話しの中で海星はヒーローかヒーローじゃないかという日向子への問いがあります。もちろん日向子にとっては誰が何と言おうと海星はヒーローなのです。ですが、ストーリーとして考えた場合、やっぱり彼はヒーロー（主人公）ではない。

構想の段階から「大海のポルカドック」の主人公は水門と光輝でした。海星は面白いバンドのリーダーな人を登場させようと思ってできたキャラです。

構想中の登場回数は今よりずっと少なくて、ロン毛の変人ポジションのちょい役でした。こんなに前に出てくるようになったのは、日向子というキャラを作ってからです。日向子も海星の相手役を作ろうかなー、ファンの子とくっつく人もいていいんじゃないか？みたいな感じで話を膨らませていきました。

海星は女より仕事の方が大事なタイプなので、女性に誠実であるかというとそうではないと思っています。どういう状況なら彼は一人の女性を愛するようになるのか、というところを掘り下げていったらこういったストーリーにたどり着きました。

そんなこんなで、海星をメインにしたお話を作ってみたら本来のメインである光輝を見事くっちゃったね（笑）みんな光輝の存在忘れてる…でもジミーキャラだからネタに出来るしいっか←

やっぱ優等生より問題児の方が目立つからなのかな？海星のアンバランスさや危なっかしさは魅力的にうつるのかもしれません。光輝は少しいい子ちゃんすぎるのかも…と自分なりに分析してみました。

水門と日向子は「清純派」という意味で似ているところがあるので、もう少しキャラの性格に差をつけられたらよかったかな…と思いつつ二人ともお気に入りで好きなので、このままでいきます。

日向子の方が水門より年下だけど精神的に大人とは思います。日向子の優しさは大人な対応から出ていることが多いような気がします。相手をせめずに許してあげている場面が多い。

水門が日向子と同じようにイジメられていたら、水門は大泣きしたり、家族に助けを求める、学校に行きたくないと主張し実際に実行する…など感情を表に出します。日向子は我慢してしまいがちかなと思います。あとは、天然で今置かれている状況の深刻さに気づいていないこともある、鈍感力が高い。おっとりした子です。

もう一人の女性キャラ歌子はこの二人と一緒にいるとちょっと色が違って目立つよね。

正直、日向子を太らせたままにしておこうか迷いました。

痩せさせたのは、やっぱり見た目が変わると手のひら返したようによってくる男性もいるんだっていうのを描きたかったからです。また、女の子の恋心が本人をキレイにさせるということも描きたかったです。

海星は、手紙を読んだだけで見たことのない日向子に好意を寄せていました。ライブで初めて会ったときは日向子はまだ太っていました。その時、海星は日向子に声はかけませんでした。

2度目に会ったとき日向子は痩せてきれいになっていました。見た目が変わったことが、海星が日向子に会った理由のひとつとしてあげられるでしょうか？皆様はどう受け取りましたか。

見た目についてをテーマにしてこの二人についてはこれからも描いていきたいと思います。

水門、日向子、歌子と3人いたら、海星が付き合っていけるのはやっぱり日向子しかいないかなと思います。

海星は才能があるぶんかなりクセの強い男性なので彼に理解があり包容力がある女性でないともたない。黙ってたら3食抜いて風呂にも入らず仕事に没頭してたりするのでついていくのが大変です。いつデート行くの？とか、いつも同じ服着てダサいからたまにはおしゃれしてよ、とかいう女性とは長くもちません。

※水門は海星みたいなオープンスケベは生理的に受け付けません。

※歌子は海星がおもしろい変人にしか見えていません。

よかったね海星…日向子が優しい子で…。

逆に日向子は別に海星じゃなくても付き合えそうです。他人にうまく合わせていけるタイプなので、光輝、とぉも、倬、カズ誰とでもそれなりにうまくいきそう。

そうです、実は日向子の方が海星よりモテるかもしれません…。

好き勝手喋りすぎて、何の話してたのかわかんなくなった…。

今回でこの二人の章が終わりましたので、次に移りますが、二人の行方はこれからも描いていきます！

海星と日向子へ作者から一言

とりあえずおめでと！

だがしかし、付き合えてラブラブめでたし★みたいなお話で終われると思うな|дﾟ)